アミノ酸の専門的なお話（つまらない話かもしれません・・）

はいさ～い、ひできちです。

今日は沖縄名物の満腹ランチで、しばらく動けませんでした・・・。
（那覇にある、地元のヒトしか行かないかもしれないところですね。沖縄の庶民の味がヘルメット級の量で提供されるところです。もしご興味ありましたら、お教えしますので、連絡くださいませ・・・。味は抜群です！）

さて、今日はとってもつまらないお話となってしまうかもしれませんが、当社「沖縄蔵元黒麹もろみ酢」の商品にも大量に含有されていますアミノ酸とは？についてお話しします。

まず、必須アミノ酸、非必須アミノ酸の違いってわかりますか？

とってもシンプルな答えでして

• 必須アミノ酸とは身体の中で生成されないもの
• 非必須アミノ酸とは身体の中で生成されるもの

この違いがあります。必須アミノ酸は体内で作られないのです。ということは、食事やサプリメントなどで十分な量を摂取しなければならないのです。加えて、必須アミノ酸と呼ばれる9種のアミノ酸は、一つも不足してはいけないのです。それは、タンパク質を作る過程にあります。

アミノ酸のタンパク質生成について

タンパク質を作りだす最も小さい単位の成分です。タンパク質は、筋肉、髪の毛、皮膚、等々の生成の基であり、それぞれはアミノ酸の結合の種類（長さや順序）が異なるものです。そこで使われるアミノ酸は必須アミノ酸9種、非必須アミノ酸11種の合計20種類であり、どのアミノ酸も決して欠けてはいけないものとなっています。

アミノ酸の種類

＜必須アミノ酸＞

●バリン、ロイシン、イソロイシン
⇒いわゆるＢＣＡＡと呼ばれているものです。主には筋肉に積極的に取り入れられ、筋肉強化に働きかけるもの
●リジン
⇒骨や筋肉の成長に欠かせないものです。また、別の働きとしては免疫系に働きかけ、ウィルスの抑制に役立っています。
●メチオニン
⇒肝臓を綺麗にする働きが主です。一方で摂取のし過ぎは脂肪肝の原因ともなります。
●フェニルアラニン
⇒精神伝達機能に作用し、伝達物質（ドーパミン等）を作り出しています。記憶力向上や精神安定には欠かせません。
●スレオニン
⇒一般的には、成長促進や脂肪肝の抑制に働きかけると言われていますが、女性なら誰しもが気になるコラーゲンの生成に欠かせないとても美容に大事なものです。
●トリプトファン
⇒いわゆる「セロトニン」の基ですね。鎮静作用、精神安定等、神経系の安定には欠かせません。
●ヒスチジン
⇒大人は体内で生成できる非必須アミノ酸になりますが、子供のうちはまだ生成できなので必須アミノ酸に分類されているものです。成長には欠かせないアミノ酸です。

＜非必須アミノ酸＞

●グリシン
⇒鎮静作用の他に、最近では睡眠の質を上げる効果があると認識されている注目のアミノ酸です。
●アラニン
⇒最近ではしじみで有名ですね。その他には筋肉のエネルギー源になるものとされています。
●アルギニン
⇒これもサプリで有名ですね。成長ホルモンの分泌を促すことを通じて、基礎代謝を上げる作用があります。精力増強や血管の修復などにも作用しているアミノ酸です。
●システイン
⇒女性なら知ってますね。シミ・そばかすなどの酸化に対して、作用する「抗酸化機能」を保持しています。最近では二日酔いにも効果があると言われてますね。
●アスパラギン・アスパラギン酸
⇒アスパラギンが変化し、アスパラギン酸になります。窒素代謝やエネルギー代謝に関与し、疲労回復やスタミナ増に貢献しています。また、尿を合成することによりアンモニアを体外に排出し、中枢神経を守っているとても大事な役割を担っています。
●グルタミン
⇒グルタミンがアンモニアと結合することにより生成されるアミノ酸です。免疫力を高める作用の他に、集中力などへの刺激をし、記憶力の向上なども期待できるアミノ酸です。受験生のお子様には必須ですね。
●グルタミン酸
⇒脳神経細胞間での情報伝達の半分弱を担う、とても重要なアミノ酸です。特に、記憶領域に深く作用しています。

お客様からは、「寝起きが違う」「夕方疲れにくくなった」という睡眠の質の向上や抗疲労などの声が圧倒的に多いですね。女性からは「髪質が変わった！」「目が活き活きとしてきた」等外面の美容に関してもお声をいただくことが多いですね。

アミノ酸はバランスだと思います。もちろん医学的には、疾患に対してのアミノ酸の効用というものがあり、その際はバランスというよりや、効用のあるアミノ酸という話になるのですが、普段の健康維持や疾患以外の健康の悩み全般に貢献するのは、バランスだと考えています。