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黒酢ともろみ酢の違い

黒酢も素晴らしい酢です。

まずは主成分が違います

黒酢は他の酢と同様に主成分は酢酸となります。一方、もろみ酢は酢酸は入っておらず、主成分はクエン酸となります。もろみ酢がいわゆる“酢”という分類に入っていないのはこの酢酸が入っていないことが理由となります。 その他、豊富なアミノ酸を含んでいる点や、ミネラル、食物繊維などを含んでいるというところは一緒です。

製造方法が違います

黒酢は原料の玄米を仕込んで屋外で1年から3年かけて酢酸発酵させます。
それに対し、もろみ酢は米を原料に3週間かけて醗酵させた“もろみ”からアルコールを蒸留。その後の蒸留後の“もろみ”を搾って作られるものです。

作られている地域が違います

黒酢は鹿児島県を中心とした九州南部、及び中国で作られており、もろみ酢は沖縄県内でしか主立って作られていません。
どちらも地域の気候風土があってこそ高い品質が実現できるものであり、大事に育まれ、歴史を紡ぎながら、今に至っています。
黒酢ももろみ酢もこれから先の未来へ向けて、日本文化の1つでもある発酵食品として、より一層の広がりの可能性を待っていると言えるのではないでしょうか?